権力の空白 vacuum of power
現在(2007年7月28日)、日本は、
「権力の空白」が生じているようなものでしょう。
何しろ、安倍首相は、伸るか反るかの瀬戸際の参議院選挙に手一杯で、
とても国のことなんか考えている余裕はないでしょう。
大臣も、もはや、とうの昔に国のことなんか忘れて、
やはり伸るか反るか瀬戸際で、
選挙に夢中、あるいは自身に向けられた疑惑の火消しに夢中である。
こうして、今や、日本には「権力の空白」が生じていると言ってもいいでしょう。
さらに、参議院選挙の結果によっては、「政局」になる可能性が高いかもしれません。
わかってはいるでしょうが、防衛省や警察庁は、
こうした「権力の空白」の時期に、不測の事態に備えるべきでしょう。
もちろん、これは、杞憂に終わるでしょうが、
「備えあれば憂いなし」というものです。